ストリートファイター6って、どのコントローラーが一番いいの?
これからプレイしたい人や、上を目指したい人は、そんな風に思う人が多いはず。

最近、有名配信者がぞくぞくとスト6始めてるから、私も興味でてきたな



去年に比べても、コントローラーは安くて良い商品がどんどん登場してるから、今が良い買い時だと思うよ
ではさっそく、コントローラーを選ぶ最初の目安として、今までのゲーム経験に応じた、おすすめデバイスをご紹介いたします。
おすすめデバイス | おすすめプレイスタイル | |
---|---|---|
今まで格闘ゲームを全くやったことがない人 | パッド | モダン |
格闘ゲームの経験はないがFPSはある | キーボードあるいはレバーレス | モダン |
過去に格闘ゲームの経験がある人 | アーケードスティック | クラシック |
上の表は単なる目安にすぎず、ゲーム経験のない人でもいろんなデバイスで試したい人がいると思います。
そんな人は、以下のデバイス特性を知り、自分の好みや目的に合っているものを選ぶのがベストといえます。
長所 | 短所 | |
---|---|---|
パッド | 安価に手に入る モダン操作は最適 他のゲームもできる | ボタン同時押しが難しい カスタマイズ性が低い 壊れやすい |
レバーレス | 正確なボタン操作が可能 素早い入力が可能 カスタマイズ性が高い | 習得難易度が高い 回転系コマンドはレバーの方が楽 斜め入力が難しい |
アーケードコントローラー (アーケードスティック) | カスタマイズ性が高い 複雑なコマンドでも入力しやすい ガチャ操作で何とかなる場合がある | 音がうるさい 重量がないと入力しづらい メンテナンスが必要 |
キーボード | パソコンがあればできる 基本的にはレバーレスに近い | 手が疲れやすい 回転系などのコマンドが入力しづらい |
実際のところ、キーボード以外であれば、どのデバイスでも上手い人やプロはいます。
(※プロのデバイスは後で紹介しています→知りたい人はこちら)
なので、スト6を極めたいという人は、基本的には、どのデバイスから始めても良いというのが、筆者の率直な意見です。



キーボードは、スト6を本格的に楽しみたいなら、レバーレスに移行する前の練習用として、利用するのが良いよ!
あとは、ご自身のプレイ経験と、かつ、デバイスの好みに応じて、決められるのがベストでしょう。
自分に合ったデバイスは決まりましたか?
それでは、決まったところで、本題であるおすすめのコントローラーを、種類別にご紹介していきたいと思います。
高性能で高価格モデルよりも、安い価格帯で、性能&操作性を備えた良質モデルをできる限り厳選してみました。
スト6のコントローラーでおすすめパッドTOP3!
それでは、スト6を始める方で、おすすめのパッドを厳選してご紹介いたします。
途中からデバイスの変更を検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。
【パッドコントローラーおすすめTOP3】
- ファイティングコマンダーOCTA:約6,000円~
- DualSenseシリーズ:約10,000円~
- Victrix Pro BFG:約25,000円~
パッドコントローラーのメリット
- 軽量で手に入りやすく、持ち運びが楽
- 常にボタンに指を添えられるので、モダン操作は最適
- 格ゲー以外のゲームも、普通にプレイできる
パッドコントローラーのデメリット
- 高額なモデル以外は、換装したりなどのカスタマイズ性が低い
- スタートボタンに触れるなどの誤入力が多く、同時押しも難しい
- 使い込むうちに故障しやすい
【1位】ファイティングコマンダーOCTA
PC専用の最新モデルはこちら(PS4・PS5には非対応)
(※右にスティックが追加され、スト6のワールドモードが利用しやすくなった)


PS4・PS5対応機種は、↓こちらのOCTAシリーズがあります。
(※ひとつ前のモデルですが、対戦モードは新型と同様に操作しやすい)


OCTAは、初心者が始めやすい上に、上達すればプロ並みの強さにもなれる、まさに万能パッド。
値段が安いだけでなく、ボタンのカチカチっという押しやすさ、操作性ともに水準は高いです。
天面に6ボタンと上面に左右2ボタンづつあり、ボタンの割り当てが、自分好みにカスタマイズできます。
専用アプリの利用で、十字キーの入力感度を調整することもでき、格闘ゲーム向けのパッドとしての機能も充実。
ちなみに筆者は、こちらのモデルを所有しており、誤作動なく快適にプレイできています。
約250gと軽量で、握るとややおもちゃのような感覚があるものの、使い慣れれば、まったく遜色なくプレイができるでしょう。
手の小さい方が、持ちやすいサイズ感といえます。
(補足)2025年3月27日には、OCTAのプロ仕様が発売されます。


十字ボタンの換装が可能で、背面に2ボタンが追加、有線・無線の切り替えなど、通常版よりもさらに充実した機能となっています。
少し大振りサイズとなり、値段も14,980円を若干高くなりますが、パッドでプレイしたい人にはこちらもオススメ!


【2位】DualSenseシリーズ


PS版をプレイしている人は、こちらのPS5純正パッドがおすすめ。
高品質で性能が高く、手に入れやすいのが魅力で、他のゲームも遜色なくプレイできるのが強みです。
ただ、格ゲー用に作られたデバイスではないため、操作性の悪さ、重さ、持ち辛さを感じる可能性があります。
なぜか海外の格ゲープロの使用率はダントツで、使いこなせば、こちらでも上位ランクに入ることは可能。



手のひらが日本人よりも大きくて操作しやすいとかあるのかな?
また、DualSenseには、背面ボタンやスティックを交換できるカスタマイズ性の高い「edge」シリーズも人気。
値段は高くなりますが、背面ボタンの使い勝手など、こちらの方が格ゲー向きということができるでしょう。


【3位】Victrix Pro BFG


DualSenseと異なり、格闘ゲーム用に作られ、かつ、カスタマイズ性の高いパッドとしてオススメなのがVictrixです。
本来パッドは、ボタン交換などが難しいデバイスですが、Victrixは柔軟性があるので、パッドで極めたい人はかなり使いやすいといえます。
発売当初は人気ゆえに即在庫切れとなり、価格が高騰していましたが、現在は通常価格に落ち着き、普通に手に入れることができます。
天面に6面ボタンを配置ができたり、L2、R2のトリガーボタンの沈み込みを調整できたり、かなり至れりつくせりの仕様となっていますよ。
ただし、難点として、ボタン破損時に、一部パーツの替えボタンが単品で売っていない点が挙げられます。
(※天面6ボタンのモジュールは単品販売なし)
あと、デバイス自体が大きいので、手が小さい人は若干操作がしづらい可能性があるので注意です。
スト6のコントローラーでおすすめレバーレスTOP3!
筆者の個人的なおすすめデバイスは、レバーレスです。
理由としては、レバーレスを販売するメーカーが増えて、手ごろな価格帯のモデルが増えたからです。
どうせ操作を覚えるなら、入力精度が高く、スピードの速いレバーレスが良い!という人は、ぜひ参考にしてみてください。
【レバーレスコントローラーおすすめTOP3】
- Haute42 R16:約10,000円~
- TIKITAKA FTG T16B:約18,000円~
- Hit Box:約38,000円~
《番外編》
NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller:
・Windows PC専用:約15,000円
・PS4、PS5、Windows PC対応:約18,000円(4月24日発売予定)
レバーレスのメリット
- ボタンを押す速度がレバーだと6F~10Fかかるところを4F前後で押せる
- アケコンよりも薄くて軽いモデルが多いため、持ち運びが楽
- ボタンだけなのでカスタマイズが簡単
レバーレスのデメリット
- 操作に慣れるのに時間がかかる
- 特定のボタン連打(薬指と中指の交互連打など)が遅くなる
- 離し要素が必要になるため斜め入力が難しい
【1位】Haute42 R16


Haute42シリーズは、低価格で、かつ、操作性も遜色ないモデルとして、長年人気のあるデバイスです。
レバーレスが自分に合うかどうかを試す最初のモデルに最適だといえるでしょう。
重さは970gで、天板は薄いものの(約1㎝)、サイズが横29.6㎝×縦19.6㎝とそこそこの広さだから、机置き、膝置きにも対応しています。
ただ、ユーザーの意見として、机置きにする場合、底のネジが当たるため、滑り止めシール等の対策が必要になります。
ボタンの押し心地は良く静かで、スライド入力も可能。
ボタンの数も16個あるため、スト6で必要な同時押しボタンを1つのボタンに設定したり、使い勝手良くカスタマイズできます。
ちなみに、PS5/Xboxをプレイしたい人はコンバータ(変換器)が必要になります。


【2位】TIKITAKA FTG T16B


独自のボタンで、押しやすさと操作性の良さが追求されたTIKITAKA(ティキタカ)のレバーレスシリーズ。
スペインのメーカーで、早い時期からレバーレスを開発しており、世界的に人気のあるメーカーです。
サイズは厚み約1.2㎝、横約30㎝×縦約20㎝なので、ほぼ「Haute42」と変わりません(重さは1.09 kg)。
技の出しやすさやピアノ押し(同じボタンを2回以上素早く連続して押す)のしやすさなど、操作性に全く不満はないです。
ただし、上記モデルはPS5には非対応で、対応機種が欲しい場合は、少し割高なモデルを購入する必要があります。
(⇒商品はこちら)
あと、ボタンの高品質なデラックスバージョンもあり、こちらの触り心地は通常版のザラザラではなく、サラサラとなります。
(こちらもPS5対応モデルあり⇒商品はこちら)


【3位】Hit Box


レバーレスの先駆的モデルとして、不動の地位を誇る「Hit Box」は、入門デバイスとしても最適。
スタンダードな12ボタン仕様で、余計なものがないシンプルなモデルが良い人には、オススメのデバイスです。
サイズは横約41㎝×縦約18㎝×5.1㎝で、ずっしりとした重さがあり(2.72 kg)、膝置きで安定感のある操作が可能です。
格ゲーのプロ選手では、ウメハラさんやカワノさん、ときどさんが使用されていることでも有名ですよね。
ボタンの打感は、アーケードボタンに限りなく近く、また、背面がボルト止めになっており、メンテナンスがしやすい点が魅力。
ただ唯一の難点は、PS5に対応するためには、BrookのUFB-UP5というパーツを取り付ける必要があるため、手間がかかること。
(参考:UFB-UP5 – ブルックゲーミング)
パーツが8千円とコストもかかり、わざわざ機体を開けて改造する必要があるので、コンバーターよりも複雑です。
(※以前より取り付けは楽になったものの、それでも初心者にはハードルが高いといえます。)
ちなみに、ときどさんの要望が反映されたプロ仕様「Hit Box ULTRA」が、近々発売するということで、現在公式にて予約受付中です。
(本体価格は46,300円)
40.7㎝×17.86㎝で、厚みがなんと2.7㎝とスリムで、もちろんPS5にも対応していますので、興味のある方はぜひ。
【番外編】NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller
(Windows PC専用はこちら)


(PS4、PS5、Windows PC対応はこちら:4月24日発売予定)


ファイティングコマンダーのHORIによる、レバーレスデバイスが満を持して登場!
国産メーカーのレバーレスがついに登場ということで、業界では期待の声が上がっています。
一番の魅力は、レバーレスなのに安い点と、HORIメーカーの安定的な品質の高さでしょう。
メインボタンは12個で、3つの拡張ボタンが設置され(つけ外し可能)、自在に割り当てが可能。
国産だと問合せも楽だし、万一不具合があった際のサポートも安心ですね。
今後、人気デバイスになることは間違いないでしょう。
スト6のコントローラーでおすすめアーケードスティックTOP3!
まず、アーケードスティック(コントローラー)には、2種類のボタン配置があります。
[アケコンのボタン配置]
- ノワール配置(への字型):脇を締める人は小指が下がるためこちらが向いている
- ビューリックス配置(水平型):ゲーセンのボタンはこちらで、脇を開けて打ちやすい
ボタン配置は、どちらが有利不利もないため、各個人の好みの操作性で決められるのが良いです。
それでは、おすすめTOP3をご紹介いたします!
【アーケードコントローラーおすすめTOP3】
- ファイティングスティックα(ノワール):約20,000円~
- Obsidian 2(ビューリックス):約35,000円~
- NACON DAIJA(ビューリックス):約40,000円~
《番外編》
8Bitdo アーケードスティック for Switch & Windows:約12,000円~
(ビューリックス)
アーケードコントローラーメリット
- 複雑なコマンド入力をレバー操作で簡単に入れられる
- 特殊コマンドを高速で入れる際にガチャガチャ操作で対応できる
- カスタマイズ性が高く、換装のしやすいモデルが多い
アーケードコントローラーデメリット
- 本体価格が高く、重量のあるものが多い
- レバー部分が嵩張り、持ち運びが大変
- レバーにゴミが溜るので(精度が落ちる)、定期的なメンテナンスが必要
【1位】ファイティングスティックα


値段の高いアケコンの中でも、比較的リーズナブルなのがHORIのファイティングスティックシリーズ。
中でも「α」モデルは、筐体を簡単に開けられるので、カスタマイズ性はもちろん、メンテナンスもしやすい点が非常に魅力です。



スライド式のつまみがあり、両手でパカッと簡単に開けれちゃいます!
サイズは(横48.4×縦37.2×厚み16.4 cm)、重さは3.35 kgで、膝置きに適しており、背面には滑り止めがあります。
ボタンの静粛性が高く、換装しなくても十分な耐久性と操作性があるといえるでしょう。
HORIのアケコンは、ファイティングスティック以外にも、リアルアーケードPro.V(RAP)が、少し安価で使いやすいです。
フルオープンも可能ですが、ネジで外す必要があるため、「α」よりは手間がかかります。


【2位】Obsidian 2


スタイリッシュ&かっこいいデザインのアケコンであれば、Qanba(クァンバ)のObsidian(オブシディアン) 2がオススメ。
プレイヤーに人気の高かった「Obsidian」の後継機種で、PS4/PS5にも対応が可能となり、切替スイッチで接続が非常に簡単です。
ボタンとレバーは、国産ブランドである三和電子の製品がすでに標準装備。
他のアケコンユーザーが、わざわざ三和製品に換装する人が多いことを考えれば、値段の高さも納得がいくのではないでしょうか。
サイズは(横48.6cm×縦26cm×厚み11.6cm)とコンパクトですが、重さが3.35kgあるため、ずっしりとした安定感があります。
同メーカーの「Drone(ドローン) 2」は、Obsidianよりも軽量かつコンパクトな低価格モデルとなり、初心者の人気が高いです。
(横35.6cm×縦22.1cm×厚さ11.6cm:重さ1.25kg)


【3位】NACON DAIJA


3goo(サングー)というメーカーによるNACON DAIJAは、プロゲーマーKAYANEさんとの共同開発で生まれたアケコン。
スト6だけでなく、鉄拳、ギルティギア、ドラゴンボールなど、あらゆる格闘ゲームにおける使いやすさを追求されています。
Obsidian2と同じく三和電子製のパーツを採用し、性能が高いだけでなく、ワンタッチで本体が開閉できる利便性にも優れています。
サイズは(横44.4cm×縦29.4cm×厚み15.8cm)と厚みのある点が特徴で、背面全面にラバー製の滑り止めが付く豪華仕様となっています。
ケーブルが一体型ではなく、本体上部にあるType-CのUSB端子の着脱式となっているから、断線防止にもなります。
こちらのモデルも、PS5、PS4、PCの切り替えスイッチで、簡単にデバイスの切り替えが可能です。
【番外編】8Bitdo アーケードスティック for Switch & Windows


もっとお手軽なアケコンが良いという人におすすめなのが、こちらのモデル。
小さいながらも、しっかりとした操作感、重量感があり(2.1kg)、ボタン換装などのカスタマイズも可能です。
(サイズは48.4㎝×37.2㎝×16.4㎝)
ワイヤレスに対応しており、機能面でも充実した作りになっています。
以前は1万円程度で販売されていましたが、人気があるのか現在では少し値上がりしてしまいました。
8Bitdoのシリーズは、さまざまなタイプのコントローラーを販売していますが、全体的にどの商品もクオリティが高いです。
ストリートファイター6のコントローラーに関するQ&A
まとめ
今回はスト6のコントローラーについて、デバイスごとのおすすめのTOP3をご紹介しました。
機能性&性能だけでなく、使いやすさやコスパの良さに重点を置き、厳選させていただきました。
- ファイティングコマンダーOCTA:約6,000円~
- DualSenseシリーズ:約10,000円~
- Victrix Pro BFG:約25,000円~
- Haute42 R16:約10,000円~
- TIKITAKA FTG T16B:約18,000円~
- Hit Box:約38,000円~
- ファイティングスティックα(ノワール):約20,000円~
- Obsidian 2(ビューリックス):約35,000円~
- NACON DAIJA(ビューリックス):約40,000円~
価格はあくまで目安なので、時期によって異なることはご了承ください。
筆者のオススメとしては、最近では、レバーレスを発売するメーカーが増えていることもあり、レバーレスデビューをしても良いではないか、と思います。
アケコンに比べて安価なのも増えてきて、1万円台で手に入るものが多いです。
安価なデバイスを種類ごとに買いそろえて、使用感を確かめてみるのもアリかもしれませんね。
この記事が少しでも読者のお役に立てれば嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
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