スト6のエドは、2024年2月27日に登場しました。
すばやいパンチを繰り出す、俊敏な動きがこのキャラの特徴。
登場当初は、強すぎるといった口コミもありましたが、現在、その見方は薄れつつあります。
はっきり言えば、むしろ、弱すぎるんじゃないかという意見の方が、優勢です。
kumoさん
yugiri
そこで、今回は、スト6のエドは本当に弱くて難しいのか、実際に詳しく検証してみたいと思います。
kumoさん
スト6のエドが弱すぎて難しいと言われる原因（ストリートファイター6）
【弱い原因➀】近距離キャラなのに接近戦で太刀打ちできない
エドは相手に近づいて接近戦に持ち込む方法が豊富。
にもかかわらず、近距離だと相手に有利を取られる場合が多いため、弱いと考える人が多いです。
たとえば、
［エドの近距離が弱い理由］
- ガードさせて硬直の有利差を取れる技に乏しい
- しゃがみ弱パンチ（発生4F）はキャンセルが効かない
- 立ち弱パンチ（発生4F）はリーチが短い
- サイコフリッカー、サイコアッパーは発生が遅い
と、リーチが短い、発生が遅いなどの、ウィークポイントがあります。
実際に、エド対策の攻略サイトを見ると、気を付けるべき立ち回りとして、
上記のような中距離での攻撃ばかりになります。
なので、近距離で有利をとれる技が少ないため、弱いと感じられる原因のひとつとなります。
逆にエド使いの人は、近距離にリターンを取られやすいので、注意しましょう。
【弱い原因②】対空技のタイミングが難しい
エドの対空技は、サイコアッパーが最も効果的。
ですが、この技、発生フレームの遅い点が弱点となります。
発生が遅いととっさに対応しづらく、また、画面端でもすぐに逃げられるため、扱いが難しいのがデメリット。
実際に、公式ページのフレーム表を見ると、発生フレーム（技が発生する時間）は、10～16となっています。
（参考元：公式ページ「ED フレームデータ」より）
一方で、リュウの対空技「昇竜拳」は、発生フレームは、5～7なので、エドの2倍以上の速さ。
（引用元：公式ページ「リュウ フレームデータ」より）
kumoさん
yugiri
とはいえ、能力値の違いにより、ゲームの楽しみ方を変えられるのは、スト6の醍醐味でもあります。
いずれにせよ、この発生の遅さが、弱いと言われる原因になっていると言えるでしょう。
【弱い原因③】OD無敵技の当たり判定が難しい
ODサイコアッパーは発生13Fの完全無敵技。
無敵技だから強いイメージがありますが、発生が遅いため当たり判定がかなりシビアです。
なので、熟練度がないと、操作が難しいと感じる人も多いと考えられます。
実際に、ODサイコアッパーは、起き攻めの時に小技を入れるとガードできてしまうのが難点。
（参考元：プロゲーマーもけ(moke)さんのX投稿より）
無敵技と言っても必ずしも当たるわけではないというのは、弱点と言われても仕方ない要素ではないでしょうか。
とはいえ、この情報は、知らない人も多いと思うので、気にせず打ち込んでみるのも、有効化もしれませんね。
【弱い原因④】中足ラッシュ攻めができない
スト6のエドは、他のキャラでよく使用する中足ラッシュが効果的ではありません。
その理由として、シミーのできない点が大きいです。
エドの場合、中足ラッシュのあと、身を引いても相手に投げられてしまいます。
実際に、元プロゲーマーで現在ストリーマーのたいじさんの動画でも、
「中足ラッシュが弱い」（動画内12：25～）と仰っています。
なので、シミ－というよりも「バクステ（バックステップ）」（逆の方向ボタンを2回押す）を行う必要があるとのこと。
以上のように、他のキャラの通常の中足ラッシュのようにはいかない点が、弱いと言われる原因になると言えます。
【弱い原因⑤】スト5のエドとキャラが違いすぎて萎える
こちらは、スト5をやっていた人の感想で、最も多かった原因です。
スト6のエドは、スト5のエドとは、ビジュアルも操作も別キャラになっています。
そのため、愛着もわかないし、一からコマンド操作に慣れないといけないし、あまりモチベーションがあがらないと考えられます。
ちなみに、スト5時代のエドはこちら、
引用元：エド | CAPCOM
ビジュアルがスト6のやんちゃな感じとまったく違いますよね。
必殺技のコマンド入力も、ビジュアルと同じくらい刷新されているので、要注意です。
～エドの必殺技は前作とこんなにちがう！スト5とスト6の比較表～
- サイコフリッカー：（スト5）パンチ連打 （スト6）↓↘→＋キック
- サイコスパーク：（スト5）→＋中パンチ （スト6）↓↘→＋パンチ（波動拳コマンド）
- サイコアッパー：（スト5）EX：パンチ2個同時押し （スト6）→↓↘＋パンチ（昇竜拳コマンド）
参考元：「スト5公式コマンド表」「スト6公式コマンド表」より
基本的にスト5のエドのコマンド入力は、ボタン長押しや同時押しと連打の組み合わせしかありません。
スト6のような細かいコマンド入力がないため、難易度がかなり異なるのではないでしょうか。
こうした複雑化が、エドが弱くなった（使えなくなった）と言われる原因に入ると言えるでしょう。
スト6のエドって実は強い？性能や評価から立ち回りを考える
ですが、一方でエドは強いという見方もあります。
実際に、筆者もしばらくエドを使っていましたが（現在キンバリーに変更）、必殺技が気持ちよく出せるので、良いなと感じました。
威力は弱くても、操作感や技が決まった時の爽快感は、エドはかなり高いと個人的には思っています！
個人的意見はさておき、調査した結果、エドが強い理由は３つあります。
［エドが強いと言われる理由］
- 中距離になると強い（サイコフリッカーが優秀）
- SA2サイコキャノンのゲージ回復効率が優秀（※9月24日の調整で回収率が減少）
- ドリームコンボがある
詳しく見ていきたいと思います！
中距離になると強い（サイコフリッカーが優秀）
エドの持ち味は、素早い牽制技が豊富な点です。
立ち中Kや立ち強Pのリーチの長さや、サイコフリッカーを利用して、相手を牽制しながら有利な状況を作れます。
［エドの中距離における有利な点］
- 立ち弱Kや立ち中Kや立ち強Pで相手の接近を防止
- 立ち中Kや立ち中Pから、サイコフリッカーやサイコブリッツを仕込んで繋げやすい
- 弱や中のサイコフリッカー溜め技はガードされてもエドが先に動ける
ODサイコフリッカーも、ガードされてもエドが先制できる優秀な技。
相手を有利な状況で引き寄せることができるため、中距離攻撃からの相手へのプレッシャーに抜群です。
引用元：ゴジライン
SA2サイコキャノンのゲージ回復効率が優秀
エドのSA2は、他のキャラの飛び道具や自立型SA2のように、「コンボ終了までゲージ回復しない」システムが適用されません。
なので、コンボ中にゲージ回復が見込めるため、有利な状況に持っていきやすいです。
キャノンを飛ばしている間に、その他の必殺技や攻撃を繰り出せるため、非常に優秀な必殺技となります。
［※9月24日の調整でエド弱体化？］
2024年9月24日のテリー参戦アプデにて、エドの上記ゲージ回復量が減少した模様。
そのため、少し不利になるかもしれませんが、全く回復しないわけではありません。
yugiri
ドリームコンボがある
エドのドリームコンボとは、プロの格ゲープレイヤーが発案したスーパーコンボ。
最初はキャノンをぶつけて消えた後に、コンボをつづける技でした。
しかし、その後「新ドリームコンボ」なるものが発明されて、キャノンの持続期間中に攻撃を続ける方法が編み出されました。
パターンはいろいろあります。
たとえば、
［エドの新ドリームコンボのやり方］
- ODブリッツ・SA2・ディレイ強ブリッツ・強アッパー・強アッパー・チェイス・強アッパー・ラッシュSA1
- インパクトパニカン・歩いてから立強P・ODブリッツ・SA2・立弱P・中ブリッツ・しゃがみ弱K・前強P・強アッパー・チェイス・大アッパー・キルステップ・中ブリッツあるいはSA1発動
上記のような例があります。
ODブリッツで相手を高く上げてからSA2発動→大アッパーを使いながら前に進む、というのが基本パターンとなります。
決まれば、とても気持ち良さそうですが、タイミングや操作など、難易度がめちゃくちゃ高そうですね。
そんな人のために、ドリームコンボを簡単に行える方法を次の章で見ていきたいと思います！
新ドリームコンボのやり方を教えて？
新ドリームコンボのコツとしては、SA2でサイコキャノンを1回当てたあと2回目に当たる直前で大ブリッツを決めること。
要するに、少し遅らせることがコツのようです。
実際の映像を見てみると、
「（タイミングは）SA2が1ヒットしたあと2ヒット目に当たるまえ」（0：27～）とあります。
タイミングはかなりシビアで、目押し要素が含まれますが、やり方さえわかれば、あとはトレモ（練習）あるのみ！
yugiri
難しいと思っていた操作でも、何度もやっていくうちに、自然と操作できるようになりますよ。
実戦したい気持ちはわかりますが、まずは操作感覚を身に付けることが先決だと言えますね。
ぜひ身に付けて、相手にぶちかましてやりましょう！
まとめ
今回は『スト6のエドは本当に弱くて難しいのか？性能や評価から立ち回り対策を考える！（新ドリームコンボ）』を特集いたしました。
エドが弱いと言われる原因は以下の通り。
- 近距離キャラなのに接近戦で太刀打ちできない
- 対空技のタイミングが難しい
- OD無敵技の当たり判定が難しい
- 中足ラッシュ攻めができない
- スト5のエドとキャラが違いすぎて萎える
近距離での弱さは否めませんが、それをカバーできる中距離戦のリーチを生かした攻撃は、かなり有利です。
SAゲージの回収も非常に早くできるため、立ち回りにおいて優勢な攻撃をしかけることができます。
なにより、エドは攻撃が非常に爽快です。
攻めが気持ちいいので、やり込みしがいがあるのは確か。
以上を踏まえると、決して弱キャラではなく、やればやるほど長く遊べるスルメキャラだと言えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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