2024年12月2日に実施されたスト6のバトルバランス調整‼
使用キャラによって「使いやすくなった!」と感じる一方、「ク〇キャラになった!」と批判するユーザーも少なくありません。




なかでも、豪鬼は弱体化を食らったと言われるキャラの一人。
さっそく、筆者がひどいと感じた、豪鬼の主な調整内容を見ていただくとこちらになります。
【豪鬼の主な調整内容(2024/12/02Ver.)】※主なマイナス項目を列挙しています
調整箇所 | 内容 |
後ろ歩き | 速度減少 |
しゃがみ強K | ガードバックの縮小、および自身の後退距離低下 |
裂槍脚(→+中K) | ➀空振り時の全体硬直:30F⇒31F ②空振り時のやられ(当たり)判定:前方に拡大 |
OD豪昇龍拳(→↓↘+PP) | ダメージが1900⇒1700(標準値に低下) |
[通常/OD]豪波動拳(↓↘→+P or PP) | 当たり判定が大きくなり、弾抜け・飛び攻撃を受けやすく |
調査は他にもありましたが、上記が実戦で大きな影響が出ると思われる部分となります。
(公式の詳しい調整内容はこちら)
今回は、豪鬼の調整に的を絞り、実際の立ち回りでどのような影響がでるのかを中心に、解説していきたいと思います!




スト6豪鬼はつまらなくなった?調整後のひどい弱体化ポイント5つを解説
出典:豪鬼|CAPCOM
《豪鬼の調整後のひどい弱体化ポイント5つ》
- 後ろ歩きの速度減少
- しゃがみ強K
- 裂槍脚(→+中K)
- OD豪昇龍拳(→↓↘+PP)
- [通常/OD]豪波動拳(↓↘→+P or PP)
【弱体化その➀】後ろ歩きの速度減少
後退速度は、間合いを決める上で、とても重要なポイント。
豪鬼は、飛び道具で牽制しつつ攻撃を仕掛ける立ち回りが強かっただけに、この調整はかなり手痛いと言えます。
【後退速度が減少するとどうなる?】
- 相手キャラは差し合いがしやすくなる(相手が攻撃をしかけやすい)
- シミー(相手の投げを空振りさせて先手を打つ方法)が難しくなる
従って、立ち回り自体を大きく変えないと、不利になる状況が増えたと言えます。
間合いを重視する受け身スタイルより、距離を詰めてアグレッシブに攻撃するスタイルが、豪鬼には求められるでしょう。
【弱体化その②】しゃがみ強K
今回の調整で、しゃがみ強Kはガードされるとかなり不利になりました。
なので、必ず相手に当たる計算で打たないと、反撃されやすくなっています。
実際に、格ゲープロのしゅーとさんの動画では、今まで確定が取りにくかったケンで、しゃがみ強Kを試したところ、見事に反撃されています(動画内5:30~)。
(参考:しゅーとチャンネル「バトルバランス調整でどうなった⁉」より)
他にも、マリーザ、キャミーで試して、しゃがみ強Kをガードされると、逃げられない状況に。
しゅーとさんも、「(しゃがみ強Kは)見てからじゃないと打っちゃダメだ」と仰っています。
以上を考えると、しゃがみ強Kは、打ちどころをかなり見極める必要が出てきたといえます。
【弱体化その③】裂槍脚(→+中K)
裂槍脚(中前蹴り)は、豪鬼が間合いを保つ牽制技として、有効に機能していた技。
それが今回の調整で、空振り時のフレーム(30F⇒31F)+やられ(当たり)判定アップで相手の攻撃を受けやすくなりました。
この点も、間合い取りで有利だった豪鬼には、大きなマイナス要素となります。
たとえば、ベガが相手だと、しゃがみ中P+ダブルニープレスが決まり、反撃されやすくなります。
つまり、差し返しで相手の攻撃を食らい、大ダメージを受ける確率がアップしたため、豪鬼にとってリスクの高い攻撃技となりました。
闇雲に打つと危険が大きくなったので、注意が必要です。
【弱体化その④】OD豪昇龍拳(→↓↘+PP)
OD豪昇龍拳は、ダメージが1900⇒1700に減少しました。
今まで体力の少ない豪鬼のアドバンテージだと思われたOD豪昇竜拳が少しだけ強い昇竜拳に性能ダウン。
その差は、リュウ・ケンのOD昇竜拳よりも、たった100ダメージ多いだけになってしまいました。
- リュウ(体力:10000):OD昇竜拳1600ダメージ
- ケン(体力:10000):OD昇竜拳1600ダメージ
- 豪鬼(体力:9000):OD昇竜拳1700ダメージ ←あまり性能差なし?
参考資料:スト6フレームデータより
大ダメージの火力が強みだった豪鬼にとっても、これも地味に不利な調整と言えます。
この調整のおかげで、単発だけでなく、OD昇竜を加えたコンボ自体の最大ダメージも減少することになります。
今までのコンボとは違った動きを強いられる可能性がありますね。
【弱体化その⑤】[通常/OD]豪波動拳(↓↘→+P or PP)
豪波動拳はやられ判定が増えましたが、これも手痛い変更ポイントだと言えるでしょう。
これにより、リーチの長いキャラや、弾抜け技があるキャラはかなり有利になってしまいます。
たとえば、エドのジャンプ中Kはかなりリーチが長いので、ジャンプ中K⇒SAなどのコンボにつなげられるリスクが高まります。
また、リーチの長いキャラは、豪波動拳との相打ちもヒットしやくなっている点も見逃せません。



こうした状況を総合すると、豪鬼は全体的にダメージを受けやすい仕様になったと言えます。
攻めのテクニックが問われるキャラになりそうな予感がします。
スト6豪鬼の強すぎ・うざい問題は解消?キャラランク評価を独自に予想!
スト6豪鬼のキャラランク評価
(※以下は筆者の独断評価です)
今回の調整で、豪鬼のキャラランクはワンランクダウンしたと言えるでしょう。
ただ、弱くなったとはいえ、攻撃性能は依然として高いので強キャラには変わりない、と筆者は思います。
実際に、攻略サイトのランクを見ると、
調整前の豪鬼は、最上位のSランクだったことがわかります。
なので、今回の調整で、ワンランク落ちたとしても、上位ランク(A)の座はキープされていると言えます。
個人的な意見として、豪鬼は、今まで以上に、攻撃択をどう動かすかによって強さが左右されるキャラになった言えます。
言い換えれば、操作性を極めれば極めるほどに、より楽しくなるキャラになったとも言えます。
操作は難しくなるものの、テクニックに磨きをかけて、勝てたら素晴らしいですよね?
豪鬼はそんなキャラに、仕上がっていると言えるのではないでしょうか。
豪鬼使いの方は、怯むことなく、ぜひとも精進を続けてほしいと思います!
スト6豪鬼の調整後の弱体化に関する口コミ・感想をご紹介
では、実際にスト6豪鬼の調整に関する口コミ・感想を見てみたいと思います。
調整されたから豪鬼の立ち回り見直さないと…
— ユニロス:斬鉄剣 (@Uniros_0827) December 4, 2024
「調整されたから豪鬼の立ち回り見直さないと」
豪鬼の立ち回りについて、見直しを迫られるプレイヤーがいるようですね。
豪鬼ランクマ回してる感じ、今回の調整で1番痛いの後退でも前大kでもなくOD昇竜200ダメ減少かもしれない
毎回ミリで残る— かみなりあいす (@kaminariICE) December 4, 2024
「今回の調整で1番痛いの後退でも前大kでもなくOD昇竜200ダメ減少かもしれない」
OD昇竜のダメージ減少が地味に厳しいといった意見は、多く見られました。
ダメージが少なくなるということは、それだけ手数が必要になるということなので、プレイヤーには負担になると思います。
昨日1日調整内容見たりしてたけど豪鬼はまだ全然強いと思った。百鬼を軸に戦ってた人は痛いのかも。全体的に見ても結構良い調整なんじゃないかなって思えた。ただ前回のザンギ枠がキンバリーになってる印象で流石にやってないか?って感じ。あと弱いって言われるキャラ強くするのは良い事だけど
— スライム (@SSRtamago777) December 3, 2024
「調整内容見たりしてたけど豪鬼はまだ全然強いと思った」
豪鬼の調整はまだまだ甘い、といった意見もたくさんありました。
豪鬼以外のキャラを使っているユーザーにとっては、豪鬼の強さはあまり変わっていないと感じる人が多いです。
今後の戦いでどう変わってくるのか、気になるところですね。
以上、スト6豪鬼の調整に関する口コミ・感想のご紹介でした!
まとめ
今回は、豪鬼の調整で弱体化したポイントを中心に特集しました。
- 後ろ歩きの速度減少
- しゃがみ強K:ガードされると不利
- 裂槍脚(→+中K):フレーム・やられ判定増
- OD豪昇龍拳(→↓↘+PP):ダメージが1900⇒1700に減少
- [通常/OD]豪波動拳(↓↘→+P or PP):やられ判定増
豪鬼の調整は、立ち回りにおける調整という印象を受けます。
なので、極端に弱くなったというわけではなく、戦略的な転換で、依然として強キャラは維持できると考えられます。
今までの操作に慣れてしまった人には酷かもしれませんが、操作に新鮮味が増したと捉えることもできます。
いろんな意味で、スト6はまだまだ遊べる要素がありますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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