「万博に行きたいけど体力や足腰が持つか心配」
そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか?

屋外はベンチがいたるところにあるっていう話だから、休む場所には困らないんじゃないの?



だけど、写真を見ると屋根のない場所もあるから、ちゃんと暑さ対策ができるかな…
夏場にかけてしっかり休める場所がないと、年齢問わず熱中症などのリスクが懸念されます。
そこで今回は、屋根付き休憩所の厳選スポットや給水所の場所などの紹介を中心に、おすすめの暑さ対策方法を特集いたします!


万博会場内の屋根付き休憩所でおすすめスポット8選!
それでは、筆者がおすすめする屋根付き休憩所を厳選してご紹介していきたいと思います!
以下で詳しい場所と特徴をわかりやすくご説明させていただきます。
【リング内➀】「バーレーン」パビリオン横の休憩所


まず、1つ目の屋根付き休憩所は、バーレーンパビリオン(公式マップ番号:P34)隣のテント。
エンパワーリングゾーンの南通り沿いにあり、白い屋根が目印となっています。
屋外なので、空調はありませんが、日除けが設置されており、ちょっとした休憩に最適です。


ベンチはかなりの席が用意されており、テーブルもあるため軽食も可能。
見晴らしの良い通りに面しているので、移動の中継地としても活用することができます。
【リング内②】「中華人民共和国」パビリオン裏側の休憩所


おすすめ2つ目は、中国パビリオン(P28)と「静けさの森」の間にある休憩所です。
半屋外空間の休憩エリアの他に、屋内休憩所、トイレ、応急手当所、警察官詰所などが設置されています。
半屋外の休憩エリアは、屋根というより、人工物が日除け代わりに機能し、その下にベンチが設置。


少しの間、日差しを避けるのに、十分活用できる場所になっています。
また、トイレや手当所もあるため、緊急時に駆け込む場所としても利用できます。
近隣には、約1500本の樹木が植えられた「静けさの森」があるなど、会場内を歩き疲れた時のリラックス空間としても良いですね。
【リング内③】「シンガポール」パビリオン横の休憩所


リング内の3つ目のおすすめエリアは、西側のシンガポールパビリオン(S11)の隣にある屋根付き休憩所。
シンガポールパビリオンの赤い球体が目印となり、遠くからでも比較的見つけやすいです。


バーレーンパビリオン隣の休憩所と同じく、白い屋根のテントが設置されています。
日除けのない場所もありますが、屋根のあるベンチ席エリアも広く、十分な座席が確保されています。
行きと帰りに西ゲートを利用する人は、アクセスしやすい場所なので、重宝する休憩所となるでしょう。
夜に開催される水上ショーを見に行くにも、近くて便利ですよ。
【リング外➀】「関西パビリオン」横のサービス施設内休憩所


リングの外になりますが、完全な屋内型休憩所として「サービス施設」を利用するのもオススメ。
会場内にはサービス施設は二ヶ所ありますが、そのうち「関西パビリオン(E01)」の隣にあるのがこちら。
室内にはソファーベンチと自動販売機が用意され、屋外の暑さをしのぐ場所として、最適だといえるでしょう。


ただひとつ難点を挙げると、この休憩所はかなりの混雑が予想されます。
特に夏場にかけては、座席の確保が難しい可能性があります。
とはいえ、空調の効いた室内にいるだけで、十分な避暑効果はあるので、利用してみる価値はあるのではないでしょうか。
ちなみに、サービス施設内には「診療所(9:00~16:30)」やカームダウン/クールダウンルーム(パニックや不安時に利用できる)が併設されています。
(→施設について詳しくはこちら)
【リング外②】「EXPOホール」横のサービス施設内休憩所


こちらは、南東側のサービス施設であり、「EXPOホール」の隣にあります。
こちらの施設も、北東のサービス施設と同様に、屋内休憩所があります。
ただし、北東のように「診療所」はなく、代わりに「南東応急手当所(9:00~22:00)」が併設されております。
トイレやカームダウン/クールダウンルームはあるので、万一の時に安心ですね。
猛暑の時の避難場所として、リストに入れておきましょう。
【リング外③】西ゲートゾーンの南端(海側)の休憩所


リング外、南西部に位置するこの休憩所は、「ころころひろば」と呼ばれています。
毛皮のテント地で作成された円形平面の大屋根空間が、まるで大きな帽子のように特徴的なシンボルとなっています。


一列にうねうねと続くベンチは、手触りのよい木製で、また、中央の円形空間は床が布製になっており、子供が遊べます。
設備は、トイレ、カームダウン/クールダウンルーム、医療救護施設、案内ラウンジがあり、体調が悪くなった時の体制は万全です。
あと、こちらには「ATM・チャージ機」と「パビリオン・イベント当日登録端末」もあります。
【番外篇➀】団体休憩所の活用(平日14:30以降と土日祝)


団体休憩所は、学校などの団体客が利用できる休憩所で、会場内に5ヶ所あります。
ですが、団体客が予約制で利用する平日の14:30以降は一般開放されるため、団体以外の来場者も利用できるようになります
[団体客が利用する期間および時間]
※一般客の利用ができない期間および時間
- 4/14~7/17、9/1~9/30の平日(86日間)
- 11:00~、11:50~、12:40~、13:30~の4枠入れ替え制
(14:30以降は一般開放)
引用:「団体受け入れマニュアル:団体休憩所について」より
つまり、上記の時間以外は一般客も団体休憩所を利用できるということ。
団体休憩所は、リング内にある「S18(テント)」「S19(テント)」「P25(建物)」エリアが、利用しやすいでしょう。
特に、セービングゾーンのS18は、960席も座席があるので、家族連れでもゆったり休める可能性が高いです。


上記画像は、「P25」の屋内型休憩所の画像だと考えられます。
屋内型休憩所は空調設備が整っており、暑い日に向けて活用していきたい場所になりますね。
テーブルとベンチが用意されているので、持ち込んで飲食することもできます。
【番外篇②】大屋根リング下
最後に、もっとも手軽な避暑スポットとして、「大屋根リング下」も活用できます。
リング下には、どこでもほぼベンチが用意されているので(約3,690席)、休みたい時や疲れた時に利用することができます。


日経の取材によると、リング下の日陰と日なたの路面では、温度差が最高で11度もあるようです。
それでも、屋外なので、猛暑の日は日陰でもリスクは高いです。
そんな場合は、上でご紹介した屋内型の休憩所(サービス施設・P25団体休憩所)を活用することをオススメいたします。
万博会場内の給水スポットはどこ?マイボトル洗浄機の場所も!
広い会場内を歩くのに欠かせないのが水分補給と暑さ対策!
そこで、ここでは万博会場内で無料で給水できるポイントをご紹介いたします。
万博会場内の給水スポットマップと注意点
万博会場には、現在、約32ヶ所の給水スポットがあります。
給水メーカー「OSGコーポレーション」のマップを掲載すると(画像はクリックすると拡大できます)、


上の画像を見ると、パビリオン近くで給水できるのは、約17ヶ所くらいですね。
大阪府によると、6月から給水スポットの数を増やすという情報もあるようですね。
万博では、ペットボトルの持ち込みが許可されているので(缶・びんは不可)、空になったら給水して使い回すのも良いですね。
(参考来場者規約のP4「持込禁止物(その他禁止物)について」より)



愛知万博の時はペットボトルも禁止だったから、今回は少し改善されてるね
ちなみに、会場内のコンビニは、
- ローソン&ローソンカフェ:東ゲート入場後すぐ左手にある
- ファミリーマート:ウォータープラザの東端(「調和の広場」前)
- セブンイレブン (1号店):ウォータープラザの西端(「進歩の広場」前)
- セブンイレブン (2号店):西ゲートを入場後突き当りにある
上記の場所にあります。
会場内のコンビニの販売価格は、通常価格と変わりません。
ただし、ホットスナックなどの販売で、かなりの混雑が予想されるため、混雑回避のために、事前に用意しておくのもアリかもしれませんね。
給水の際の注意点
給水は、奥のセンサーに反応して給水される仕組みになっているため、透明な容器だとセンサーに反応しない場合があります。
そんな時は、センサーポイントに手を当てるように給水するのがコツ。


上の画像にある丸い場所が、センサーとなります。
センサー反応中は約10秒間水が流れますが、センサーから遠ざかると給水がストップされます。
また、何度も出し入れを繰り返すと、誤作動防止の保護機能が作動して、給水機能が停止します。
この場合は、約15秒間待つと正常に戻りますので、給水できなくなった場合は、少し待ってみて下さい。
マイボトル洗浄機の場所は10ヶ所
ペットボトルではなく、マイボトルを持っていかれる方は、会場で洗浄機を利用できます。
ボトルを清潔に保つためにも、積極的に使っていきたいですね。


上の画像のように、10ヶ所に設置されています(画像をクリックすると拡大できます)。
カバーを開けて、ボトルをセットした後カバーを閉じると、後は自動で洗浄してくれます。
とても簡単なので、ぜひ利用してみてください。
疲れる方必見!万博会場内を快適に過ごすおすすめの方法
会場内は広すぎて、歩き回るのがしんどい!
そんな方には、会場内外周バス「e Mover」の利用を個人的にオススメいたします。
[万博外周バスの特徴]
- 乗車チケットは現地にある端末か専用アプリで購入
(⇒アプリのダウンロードはこちら) - 支払方式は乗車前にキャッシュレス決済(クレカ、ICカード、電子マネー対応)
- 1回乗車:400円、終日乗り放題:1,000円(大人、子ども共通)
- 3~5分間隔で外周を運行
- 「通常運転バス」「自動運転バス」の2種類あり
1,000円あれば、1日乗り放題なので、とてもお得ですよね。
快適に万博会場を移動することができます。
停留所の場所は以下の通り、


ただし、運行ルートは、「通常運転バス」「自動運転バス」で、停車する地点が異なります。
[通常運転バス]
- 時計回り:リング西ターミナル ⇒ 東ゲート南停留所 ⇒ 西ゲート北ターミナル
- 反時計回り:西ゲート北ターミナル ⇒ 西ゲート南停留所 ⇒ リング東停留所 ⇒ 東ゲート南停留所 ⇒ 東ゲート北停留所 ⇒ リング西ターミナル
[自動運転バス]※途中停車なし
- 時計回り:リング西ターミナル発 ⇒ 西ゲート北ターミナル着
- 反時計回り:西ゲート北ターミナル発 ⇒ リング西ターミナル着
参考:Osaka Metro
上記のように、「自動運転バス」ルートは、途中停止がないので、利用者の目的に合わせて、使い分ける必要があります。
車内は空調が効いており、座席にすわってゆったり移動できる点が、非常に魅力的。
外の景色を楽しみながら会場を行き来することができ、疲れることなく楽しむことができますよ。
大阪万博の休憩スポットや快適に過ごす方法まとめ
今回は、万博の屋根付き休憩所の紹介を中心に、快適な過ごし方を特集いたしました。
- 屋根付き休憩所はバーレーン・シンガポールパビリオン隣のテントがおすすめ
- 大屋根リング下は日差しをしのげるベンチが多く確保されている
- 屋内休憩所はサービス施設(北東・南東)&P25団体休憩所がおすすめ
- 水分補給としてペットボトルを持参し給水スポットを利用するのが良い
- 万博会場の快適な過ごし方として「外周バス」を利用がとても便利
調査の結果、屋根付き休憩所は、会場内に比較的多く設置されていることがわかりました。
とはいえ、猛暑になると日陰でも屋外は厳しい可能性があるため、空調の効いた屋内型休憩所を利用するのもひとつの手。
また、会場を歩き回るのがつらい人は、1,000円あれば、一日乗り放題バスの利用もアリかと思います。
それぞれに合ったスタイルで、万博を存分に楽しんでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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