ディズニー新ショー『Reach for the Stars』は期待はずれ？感想や体験談から評価を検証！

2024年9月22日2024年11月21日

ディズニー新ショー『Reach for the Stars』期待外れな原因と高評価な理由サムネ画像

いよいよ開幕したディズニー新ショー『Reach for the Stars』‼

ディズニーの新たなるエンターテイメントプログラムとして、2024年9月20日から開始されました。

kumoさん

ディズニーのショーは外れなしだから、今回も行ってみたい！

シンデレラ城で行われるこのショーは、プロジェクションマッピングと花火を融合させた新感覚の演出が魅力です。

しかし、実際に見に行った方の口コミをSNSで見てみると、冷ややかな意見が目につく印象を受けました。

yugiri

ディズニーはもともと期待値が高いだけに、辛口な採点が多いのかもしれませんね

そこで、今回は、口コミ・感想を取り上げ、実際の評価はどうなのか、独自に調査して、詳しく検証してみたいと思います。

これから、「Reach for the Stars」の観覧を検討されている方の参考にしていただければ、と思います。

それでは、よろしくお願いいたします！

この記事でわかること

“Reach for the Stars”が期待はずれだと感じた5つの原因
“Reach for the Stars”が期待はずれではない5つの理由
“Reach for the Stars”に関するQ＆A

“Reach for the Stars”が期待はずれだった理由・原因は？（東京ディズニーランド）

引用元：ファンダフル・ディズニー20周年 | ファンダフル・ディズニー

では、実際に「Reach for the Stars」には、一体どんな辛口コメントや不満レビューが寄せられているのでしょうか。

筆者が調査してみた結果、浮かび上がってきたのは、以下の5つの原因でした。

［“Reach for the Stars”が期待はずれに感じた5つの原因］

コンセプトやストーリー性がない
立ち見だと背が低い人は見づらい
座り見はスモークで見えない可能性あり
火薬の量が少なくて物足りない
マイナーな作品が多くて楽しめない

大別すると、ショーに関する内容や、物理的な見やすさについて、辛口のコメントが多く見受けられました。

それでは、その内容に切り込んでみたいと思います。

残念な原因➀：コンセプトやストーリー性がない

reach for the stars見た個人的な感想としては、微妙かなぁ､､､
なんかコンセプトがよく分からなくて、最初は諦めないとかかなぁって思ってたら急に謎のプリンセスゾーンきてカールじいさんとかウォーリーが思ってたのと違う感じだったし、トイストーリーもめちゃくちゃシーン少ないしだった､､､
— つきみ🔫 (@tukipyon_fas) September 19, 2024

「Reach for the Stars」を観た人の感想として、テーマ性やストーリー性のなさを指摘する声が多かったです。

主な要因として、映像全体が映画のワンシーンをつなぎ合わせただけの演出になっている点が大きいと考えられます。

シーンをつなぎ合わせただけだと、ストーリーとして楽しめないため、好き嫌いが分かれるところではありますね。

ただ、「Reach for the Stars」にコンセプトがないわけではありません。

公式の発表から判断すると、主要テーマは、「飛び立とう！きっと夢はかなう」。

つまり、「Reach for the Stars」のコンセプトは、ストーリー性にあるのではなく、映像を見て「空を飛びたいな」と思わせること。

なので、ショーを見て「飛翔感」や「躍動感」を感じることができれば、ショーの目的は達成されたと言えます。

実際に、口コミの意見を見ると、

「Reach for the Stars!見てきました🌟
ディズニー／ピクサーアニメーションの“空を飛ぶ”シーンは、どの作品も本当に素晴らしいなと再確認したひと時でした😭
初手から泣いてたわ…みんな興味を持ってくれたら、作品を見てくれよな…
飛べる方が良いって思えないなんて、どうかしてる！！」
引用元：Xユーザーのankoさんの投稿より

上記のように、空を飛ぶシーンで感動された人の意見もあります。

なので、飛翔感を伝えるコンセプトは、成功していると筆者は思います。

純粋に臨場感そのものを楽しむスタンスであれば、十分に満足度の高いショーであると言えますね。

残念な原因②：立ち見だと背が低い人は見づらい

次に期待外れだと言われる原因は、観覧時の見えにくさ。

指定席の一部、および、フリー観覧エリアは立ち見になり、前列でなければ視界が悪いとの意見がありました。

※MARVELネタバレ注意
○の辺りで見ました！
前後左右詰め詰めなので男性前に居たら見えないと思う！背が低い人、子供は別の場所オススメします🫡
#スニーク
 #Reach for the Stars pic.twitter.com/50kGqrmeEj
— 咲🧜🏻‍♀️🫧 (@Disney_saki0328) September 19, 2024

観覧エリアは、前後左右にきっちり人が埋まるため、背の低い人やお子さんの場合、見えにくいと感じる可能性も。

調べてみると、立ち見のエリアは以下の2か所となります。

［“Reach for the Stars”の立ち見エリア］

ファンダフル（ファンクラブ会員）限定鑑賞エリア：キャッスルフォアコート横
フリー観覧エリア：DPA、バケパ、ファンダフル対象エリア以外の全エリア

実際に、公式マップで、立ち見エリアを確認してみると、

参考資料：【公式】Reach for the Stars｜東京ディズニーランド | 東京ディズニーリゾート

上記の黄色エリアとその他のフリー観覧エリアは立ち見になるようです。
（※青色と赤色エリアは地面に座る「座り見」エリア）

実際に、黄色エリア（ファンダフル限定鑑賞エリア）はどういった眺望なのか、参考画像をお見せすると、

引用元：「Reach for the Stars」| ファンダフル・ディズニー

上記画像を見ると、手前の塔の影響で、お城の全貌がやや見えにくいことがわかります。

また、フリー観覧エリアも、1時間前くらいから前列の場所取りが始まります。

kumoさん

それじゃあ、前列を取れない限り、立ち見だと見づらくなるよね

yugiri

そうだね、小さなお子さん同伴なら、座り見指定チケット買ったほうが無難かも

ただ、座り見でも全く問題がないわけではありません。

次の原因で、その問題を明らかにしていきます。

残念な原因③：座り見はスモークで見えない可能性あり

スモークは、今回の「Reach for the stars」ショーでは、非常に重要な演出のひとつ。

ですが、座り見だと、そのスモークが影響してショーが見えないといった声がありました。

実際の投稿によると、

Reach for the stars
今日は立見だったので、スモーク演出は非常に良かったです。
ただ座り見の人はスモーク多すぎて、キャッスル見えないシーンあるのでは？
って思いました。
特にファンダフルディズニー枠 pic.twitter.com/IN21ISlDUK
— 【ジョマジ】ジョー・マジック【YouTuber】 (@joejoemagic) September 19, 2024

上記の画像から見る限り、結構な量のスモークですね。

雲の演出としては、効果的かもしれませんが、せっかくのショーが見れなくなるのはつらいですよね。

kumoさん

「座り見」と言っても、椅子があるわけじゃないから視点が低くなるわね

yugiri

地面は見やすいように傾斜があるわけでもないから運ゲーの要素が強い

座り見のエリアを確認してみると、

［“Reach for the Stars”の座り見エリア］

ディズニー・プレミアアクセス（DPA）対象エリア：全席指定の場所で座り見
東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ対象エリア：プラン内で専用鑑賞席の事前予約が必要

上記の2か所となります。

スモークで懸念されるのは、量だけでなく風向きも考えられます。

天候の影響で風の強い日であれば、見え方も変わってくるでしょう。

なので、当日の天候や風の強さも、念頭においた方が良いのかもしれませんね。

スモークの量や風向きは、今後の改善に期待したいところです。

残念な原因④：花火とパイロの火薬量が少なくて物足りない

実際の口コミを見ていただきましょう。

リーチフォーザスターズ Reach for the Stars のプレビューを城前正面から２回観た感想
ディズニー映画もりだくさん＆マッピングの技術も向上してて圧巻（特にマーベル）なんだけど火薬（花火とパイロ）が全然足りなくてスカスカで迫力なくて微妙でした
個人的にはワンス、セレブレート以下😫😩🥱
— ウメ（ディズニー系YouTuber／コスプレ＆カメラ） (@umesan0920) September 19, 2024

ショーで使用される花火やパイロに対して、「量が少ない」「思ったよりスカスカ」といった口コミが見られます。

パイロ：ショーで打ち上げられる弾丸のような花火のこと

主な要因は、新しいショーとしての期待値が高かっただけに、他のショーと比較される部分が大きいがあるだと言えます。

kumoさん

ショー全体の総合的な演出では、負けてないと思んだよね

yugiri

確かに、火力だけにフォーカスして評価するのは、フェアじゃないかもしれない

ただ、火薬量が物足りない人がいる一方で、間近で見ると火の熱さが感じられるといった口コミもあります。

特に、DPAエリアで観覧した人によると、「火が近くてアツい！」といった意見があるほど。

Reach for the Stars プレビュー
DPA買う方へ一言
炎がものすごく暑い！！！！！！！🔥 pic.twitter.com/Km6RTWnvId
— shoki (@shoki_disney) September 19, 2024

そう考えると、火薬量が多すぎてしまうと、逆に危険なのではという見方もできそうです。

なので、単に火薬量を増やせばショーが良くなるとは、言い切れない事情があることも事実。

以上を考えると、「Reach for the Stars」は、火の演出がメインではなく、映像技術を駆使した演出に主軸を置いたショーだと捉えることができます。

残念な原因⑤：マイナーな作品が多くて楽しめない

Reach for the stars期待してた割にあんまかなぁ…
マイナー作品の連続はその作品好きの人にとってはたまらんと思うけど、やっぱ初見で見て作品の内容知らなくても楽しめて感動できるのが良いショーやと思うからうーん🤔って感じ、、、
— Noa🌋✨9/17🌋＆9/18🏰 (@disneypark_noa) September 19, 2024

映像に使用される作品に、わからないものが多いとの評価もありました。

今回のショーでは、ミッキーやミニーなどお馴染みキャラの登場はなく、マーベル映画などのキャラたちが登場します。

TDR初登場キャラクター

「ウィッシュ」アーシャ、スター、バレンティノ
「あの夏のルカ」ルカ、アルベルト
「ラーヤと龍の王国」ラーヤ、シスー
「ミラベルと魔法だらけの家」ミラベル、ルイーサ
「カールじいさんの空飛ぶ家」エリー（声のみ）
「プリンセスと魔法のキス」ティアナ、ナヴィーン王子
「ウォーリー」ウォーリー、イヴ
「インサイド・ヘッド2」イイナー、ハズカシ、ダリィ、シンパイ
「マーベル」ロケット、グルート、エージェント・フィル・コールソン（声のみ）、アイアンマン、ドクター・ストレンジ、ワスプ、アントマン、ソー、キャプテン・アメリカ、スカーレット・ウィッチ、ブラックパンサー、スター・ロード、キャプテン・マーベル

マーベルはまだしも、ピクサー映画で知名度の低いキャラも登場します。

良く知らないキャラが登場すると、映画の背景がわからずに楽しめない部分があるのは確か。

とはいえ、筆者の個人的な意見は、知らないキャラが登場しても楽しめないことはないと思います。

主な理由は、映像技術のすごさや臨場感、迫力などは伝わるし、その体感だけで十分に楽しめるから。

kumoさん

私も映像のクオリティや盛り上がり方なんかが良ければ、全然オッケーだわ

yugiri

このショーを機に、知らないキャラに興味が持てるきっかけになる可能性だってあるしね

楽しみ方は、ひとそれぞれ。

事前に登場キャラの映画を見てから、「Reach for the Stars」に望んでみるのもまた、楽しみ方のひとつになります。

知らない作品を開拓できる喜びがあるかもしれませんよ？

“Reach for the Stars”は全然期待外れじゃない！素晴らしいと感じた高評価ポイントは？

不満の声がある一方で、素晴らしいと感じる人が多いのも確か。

そこで、ここでは、「Reach for the Stars」のどんな点が高評価ポイントに挙げられているのか、見ていきましょう！

［“Reach for the Stars”が期待以上な5つの理由］

正面の位置からだと全体が見れて写真も良い！
映像と花火のタイミングに誤差がなく絶妙！
ディズニーでマーベル作品が見れるのは激アツ！
“Reach for the Stars”テーマ曲がすばらしい！
終演後の雲海に浮かぶシンデレラ城が美しい！

それでは、詳しく見ていきたいと思います！

高評価な理由➀：正面の位置からだと全体が見れて良い！

Reach For The Starsの初日初回公演を見て、場所取りで大事なことをまとめてみました。
•前の人によって、城の見え方が大きく変わるので、そこを重視したほうがよい。
•なるべく、城の正面にいたほうが写真含め、良い。
•基本立ち見のため、長時間の地蔵等をしなくても、ある程度は見える。 pic.twitter.com/hfuCtLNHqI
— 𝑚𝑎𝑚𝑒 (@TDRmame) September 19, 2024

ショーは左右からでも十分楽しめるものの、正面の位置からの眺めが一番良いとの声が。

主な要因として、プロジェクションマッピングの都合上、城全体が見える場所の方が見えやすいからだと言えます。

引用元：トラベル Watch

kumoさん

お城に映像が投影されるから、建物の形状に影響されるのね

しかも、正面から見る場合は、遠くからでも楽しめるといった意見もあります。

Reach for the Starsのネタバレあります！
ド正面で見ました！距離はあってもかなり迫力があって素敵でした…！！！！ pic.twitter.com/yN9OCIWqAp
— いくら (@i__kr__) September 19, 2024

従って、指定チケットではなくてもできるだけ正面の方が、ショー全体を把握しやすいと予想されます。

yugiri

遠くても正面であれば、案外、お得に見えるかもしれないね！

高評価な理由②：映像と花火のタイミングに誤差がなく絶妙！

ショーにおける、映像と花火の演出がすばらしいとの感想が非常に多くありました。

特に、マッピング映像と花火のタイミングがぴったりで迫力満点の演出になっているのだとか。

『Reach for the Stars』、地味に凄いな…！と思ったのが、アイアンマンのシーンでの冒頭のパイロ🔥…映像のタイミングと噴き上がるタイミングが、コンマ何秒の誤差も無く、ぴったりな事。他のキャラの演出シーンもそうですが、シンプルだけど、これってめちゃくちゃ凄い事ですよね…。 https://t.co/EnRyvStGhk pic.twitter.com/cLHwCdvRed
— みっこ (@mikko_20100518) September 20, 2024

このタイミングのすばらしさは、メディアの体験レビューでも取り上げられているほど。

引用元：東京ディズニーランド「Reach for the Stars」レビュー｜GAME Watch

花火だけでなく、ビームや炎の演出もあり、壮大なショーに仕上がっているようですね！

映像の一部はYouTube動画でも見ることができますが、ショー全体の迫力はやはり、実際に現地で体感するのが一番でしょう。

計算しつくされた圧巻のショーを堪能できるのではないでしょうか。

高評価な理由③：ディズニーでマーベル作品が見れるのは激アツ！

3つ目の高評価ポイントは、ディズニーのショーで、初めてマーベル作品が取り上げられたこと！

マーベルと言えば、USJのイメージが強いですが、まさかディズニーランドでも見れる日が来るとは…。

しかし、このコラボ、実は不思議なことではありません。

というのも、もともとディズニーは、2009年にマーベル社を買収していたから。

kumoさん

確か映画『ベイマックス』は、原作マーベルでアニメ化がディズニーなのよね

yugiri

そう。だからまあディズニーランドに登場するのも時間の問題だったみたいだね

ただ、ディズニーランドのショー自体に、マーベルが登場するのは、ファンにとっては嬉しいもの。

アイアンマンやキャプテンアメリカが、ディズニーの世界に違和感なく溶け込んでいるのは、感慨深いものがありますね。

高評価な理由④：“Reach for the Stars”テーマ曲がすばらしい！

ディズニーがすばらしいのは、ディティールへのこだわりが徹底していること。

この「Reach For The Stars」テーマ曲も、そのうちのひとつです。

ショー開始日と同時に、楽曲もデジタルシングルとして、ユニバーサルミュージックからリリースされました。

曲のコンセプトは、星に手を伸ばし、夜空を飛翔する姿を通じて、無限の可能性を広げる世界をイメージ。

ファンタジックでありながら、それでいて力強いメッセージが込められた曲という印象を受けます。

引用元：Reach for the Stars（「Reach for the Stars」テーマソング）｜ UNIVERSAL MUSIC JAPAN

この曲だけでも、素晴らしいとの声が多数挙がっています。

Reach for the Starsの音源を編曲せずに新規パレードに使っていたら、おそらくそのパレードは神パレードとして伝説になった。この曲でのダンサーとミッキーフロートを妄想して感動出来るレベル。脳内パレード。やばい。 pic.twitter.com/22H4xlzJZJ
— Disney360VR(の中の人) (@001mizo) September 21, 2024

この素晴らしい曲に合わせて、ショーが展開されるわけですから、すばらしいわけがないでしょう。

曲との相乗効果で、至福の体験が味わえるはず！